独自のフィードバック授業が、成績に効果（後半）パート１

前半の続きです。②番目の理解していない箇所が、分からないという場合について説明したいと思います。

このことは、カウンセリングで基礎を確認するときにこのような生徒がいます。成績の低い生徒の特徴です。単元ごとに基礎確認をしていくときに、確認する内容が全て答えられない生徒達がいます。

そのとき、この部分の何処が理解していないかを聞きます。ところが理解していない箇所が分からないと言います。または、黙っているだけ。

 

このようなことを言うと、『そんなわけないだろう』と思うでしょう。基礎学力がほぼ無いというのは、このようなことなんです。普通のことなんです。理解していな箇所は全てなんです。

　例えば、中学３年生で入塾した場合ですと、成績が低い生徒達は基礎を理解していません。利用している塾では、基礎学習をほとんど授業をしていません。集団指導の塾やコースを選択していた生徒達に特に多いです。

　しかし、個別指導の塾やコースを選択しても理解していない箇所に戻りながらの授業を行っていないところが多いですね。基礎学力が、ほぼない生徒に多少戻って授業を行っても効果はないです。

 

何故なら基礎学力がない生徒は、相当前に戻って学習しないと理解できません。中学３年生で成績が低い、または不得意科目がある場合は中学１年生まで戻る必要があります。

受験生だからと受験勉強を中心に授業を行っても成績は上がりません。根本的な問題は、中学１年生や中学２年生の単元の基礎を理解しないまま中学３年生になっていることなんです。

次回、後半パート２の説明をします。

 

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