2020/09/19
教科書の基礎学習も読解力の低下で、意味を理解できない生徒達の増加。
読解力の低下は、年々低下しています。前にも説明しましたが、小学生の低学年から読解力の低下が始まっている場合もあります。
教科書は、読めるが内容を把握できない。
例えば、国語の教科書以外でもないよう把握ができません。重要部分は何処なのか?1ページの範囲でも理解できない生徒達もいます。教科書の内容を質問しても内容が理解していないので答えられません。
こちらが説明してやっと納得します。こうなるとページ内のポイントも何処なのか理解できない状態なので、3行程度に絞って自分でポイントが理解できるよう説明していくしかないです。
実際、数学などの文章問題で3行程度の文の質問内容が理解できない生徒達がいます。ですから答えが、質問に対する答えではなく関係ない答えになっています。
3行程度の文章で読み取れないのですから国語の文章問題、英語の長文問題は見た瞬間に読む気がなくなります。こような生徒達に、読解力を向上させえるためと読書を指示しても効果ありません。
また、塾の国語の授業と言えば問題集中心の定番授業です。塾の中には、授業始まりとともに問題集を生徒達に解かせる塾も多いです。とにかく、問題を解けば読解力が強くなるという授業方針です。
特に問題なのが問題集の種類によっては、国語の教科書の内容と合っていな問題集が多く生徒達の不満も多いです。準拠版ならどうか?
準拠版の問題集は良いのですが、教科書の内容の部分的な文だけを問題にしていますので全体の内容の把握が困難で、やはり問題があります。教科書の10ページ以上の小説が、3ページ程度しか載っていないのですから全体像は把握できません。
ですから定期テストの効果は、準拠版の問題集の方が良いですが成績の低い生徒や不得意科目の生徒達は、効果はあまり期待できません。
読解力の対策としては、教科書中心の授業で3行程度に限定し説明し生徒に文の内容を考えさせることです。文章の内容に直接書いていない部分を、細く説明をしながら考えさせる方法が効果的です。
この方法は、生徒により指導方法は多少変えたりしますが、根本的な方法は同じです。通常、文章読解は向上させるには長期間の時間が必要となります。
しかし、この方法で私は短期間で(もちろん、この方法にプラスする指導内容を加えてですが。)絶大なる効果をあげています。
当塾では、文章読解専門のコースもあります。文章読解力は、全教科に影響します。読み取りができないため勘違いして答えを記入する。文章問題の点数が伸びない。
こうならないため早期の対策が必要です。問題集中心授業では、読解力を強くするには限界があります。
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