2020/07/27
学習意欲の低い生徒達の原因は?
よく勉強のやる気がなくて困ると言う保護者の声を聞きます。
『何故、学習意欲がないのか』? 『原因は』?
当塾も学習意欲のない生徒さん達が、入塾してきます。原因が、学習面であれば改善しています。学習面以外ですと難しいですね。
原因が、学習面ならばいくつか原因が考えられます。
①学校の授業が、理解できない。
②学校の授業に不満。
③授業妨害が、酷く集中できない。
④苦手科目になると意欲がなくなる。
⑤成績が、低く自信喪失。
まだありますが、この5つで説明したいと思います。
まず①ですが、この理由は多いですよね。この原因は、『根本的に理解できなくなったのは、何年生から』?
つまり、現在の学年(学期)から理解できなくなったのか?全学年からなのか?もっと前の学年からなのか?理解していない単元まで、戻って学習するしかないのです。
中学3年生なら、成績にもよりますが中学2年生の文法で分からなくなっていることが多いです。それで、苦手意識をもち学習意欲が低下していきます。
例えば、英語が苦手で学習意欲がない場合、中学2年生の文法から理解度を確認していきます。高校生の場合ですと、中学2年生の文法に戻って確認することが多いですね。
高校生で英語の定期考査の点数が低い生徒さんは、中学文法をよく理解していない(正しく習っていない)ことが非常に多いです。高校生から入塾される生徒さんは、中学2年生の【不定詞、動名詞、比較級・最上級】の文法を理解していないことが多く(正しく習っていない)基礎学力不足です。
ですから、これらの文法を正確に理解させてから高校英語文法の授業を行えば英語の成績も上がります。それも相当上がります。
生徒さんも中学2年生の復習をしていくうちに、正確な文法を習っていないことに気づいてきます。
また、理解していたつもりになっていたことにも気づきます。中学生の英語の成績が90点以上だったのに、高校の定期考査では赤点ばかりの生徒さんが自信を取り戻し、再び90点以上の点数をとり続け学習意欲も高くなり保護者も喜んでいました。
このように原因が、中学2年生の<基礎学力不足>にあると分かり学習意欲が高くなります。
①の授業が、理解できないから学習意欲がないという原因は、解消されます。
他の科目も同じです。理解していない学年まで戻り、再学習すれば良いのです。
ただし、この再学習は問題集中心の授業では難しいです。<教科書中心授業>でなければ基礎学習はできません。正確に習っていませんから基礎学力が、不足しているのに問題を解いてもほぼ解けません。
数学なら基礎の公式を正しく理解していない(覚えていない)のに、問題を解きなさいと言われても解けませんよね。
②以降の説明は次回に。
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