2020/05/26
学校再開からの学習方法で、遅れた学習を挽回する方法。
休校期間も今月末で解除になります。問題は、この期間の学力格差です。学習を計画通りしていた生徒達と、ほとんど学習していない生徒達の学力差が拡大していることは間違いないでしょう。
学習をしていない生徒達は当然ですが、成績がよくない生徒達で学校からの課題しか学習していない生徒達も授業スピードに、学習意欲が低下する可能性があるでしょう。
更に不得意科目は、学校の定期テストレベルにもよりますが点数の低下は間違いないでしょう。
学校の課題、塾の課題の学習のみでは、不得意科目対策は不十分でしょう。そこから、学校再開後<学力格差は更に拡大>するでしょう。
しかし、逆転する方法はあります。授業スピードは上がり、理解できないまま学校、塾に行くという毎日になります。このような状態で、学習方法はあるのか?
最初に言っておきますが、この方法は自分だけで行うには難しい場合があります。ある程度の学力と、学習時間が必要だからです。成績の低い生徒達または、不得意科目の点数が相当低い生徒達、学習をしない生徒達には効果は期待できないでしょう。
つまり、これらの生徒達は塾を利用すべきです。ただし、問題集中心授業の塾や集団指導のコースを受けている場合は難しいですね。
それでは、最初に不得意科目の対策ですが教科書中心の学習にしてください。再開して授業が理解できないからと参考書、問題集中心の学習をしていては効果ありません。各教科により異なるので、英語の学習方法を説明します。
まず英語に関しては、文法を正しくノートにまとめることです。実は、英語の文法を間違って覚えている生徒がいます。または、文法のいみも理解せず機械的に丸暗記している生徒達も多いですね。
文法例題が、教科書に書いてありますので例題に文法の説明を記入し(かなり詳細に。)教科書本文中に、その文法が使用されている箇所をノートに追加します。
書き方は、教科書例文と同様にして和訳も書きます。そこに単語、熟語。その時、中心に教科書例文と教科書本文中の文法が使用されている部分(複数の行に使用されていれば全て)を書きます。
もし高校生で英語が苦手科目な生徒は、中学生の文法も補足として書き込んでおくといいでしょう。高校生になってから英語が苦手になる生徒は、高校生の授業スピード、予習中心の学習方法への切り替え、中学時代の正確な文法知識不足などの原因が考えられるので、中学時代の文法知識に問題があるならノートに補足しておきましょう。
自分で学習して、遅れた学習を挽回する方法の一例を説明しました。個人差がどうしてもありますので相談したい生徒さんは、ご連絡ください。
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