2020/05/20
中学2年生は、新入試の対応が2極化している。格差拡大の現状。
中学2年生は、新入試の最初の学年になります。裁量問題がなくなり、入試問題がどう変化するのか?問題の傾向、難易度もどう変わるのか?
しかし、中学2年生以下の保護者・生徒は変わることは知っていても内容は認識していない方々が多いような。地域差は、ありますよね。知ろうともしない保護者・生徒達。2極化ですよ完全に。
塾でも詳しい説明をしていない塾もありますからね。ただ変わるからと。
中学2年生は、新高校入試だけでなく<受験にとっても重要>な学年になります。
地域により異なりますが、高校入試で中学2年生の学習範囲から約40~50%が出題されます。融合問題も含めれば地域によっては、出題数は上がるでしょう。
それでは、中学2年生だけ勉強すれば良いのか?そうではありません。中学2年生の学習内容は、中学1年生の学習内容が理解されていないと授業を理解するのは困難です。
例えば、数学であれば本来4月で学習する<単項式・多項式>は中学1年生の数学で学習した<正負の数・文字式>が理解されていないと不正解率が高くなります。通常この単元の計算が中心なので平均点数は、高くなります。
学校、学年により異なりますが学年平均点は、約60~70点代ぐらいです。それが、<正負の数・文字式>が苦手な生徒達は、計算で点が取れません。その後の『式の利用』は、文章問題が中心になり更に点数が低くなります。
連立方程式の単元でも同様です。中学1年生の<一次方程式>が理解していないのですから、連立方程式の計算で不正解が多くなります。もちろん、連立方程式の文章問題など式すら作れませんから全滅です。
文章問題も中学1年生の一次方程式の文章問題が、全く解けない(式が全く作れない)のですから連立方程式の文章問題も全く式が作れません。これは、英語でも同じです。
例えば、人称から理解していない生徒ですと文法を、学習する前に1年生に戻り復習です。成績が低い、または英語がとても苦手な生徒達は、中学1年生の復習に戻って学習しないと中学2年生の授業を受けても<学校、塾で理解できなく、授業にただ出席している>だけになります。
現在進行形の文法も言えない、三人称単数と複数形も理解していない。成績も下がる一方。
でも、こういう情報を知らなかった。だから、成績が低くても行動しなかったと言う保護者が多いのも事実です。地域差はあるのですが、厳しいようですが言い分けとしか言えない保護者・生徒達もいます。根底に料金でしか塾を決めない、コース選択も料金次第という保護者も地域により多いのも事実。
2年生が受験の影響が大きく、新入試制度になるのに放置している保護者と生徒達。もう一方の保護者と生徒達は、中学2年生の重要性と新入試に対して心配し対策をする。
このような2極化により格差が、ますます拡大しています。今からでも遅くないですから、受験の時に希望していない学校に子供さんが、渋々行くしかないというようにならないように塾選択、コース選択をしてください。
★無料カウンセリング、無料体験授業を実施中です。(予約要)