2020/04/19
得意科目が、不得意科目に?
得意科目が、不得意科目になるなんてあり得るのか?不得意科目の基準もそれぞれですが、全科目中いちばん点数が低い科目、50点以下なら不得意科目とかでしょうか。
例えば、常時90点以上の科目が30点ぐらいに下がることがあるのです。
特に、このように得意科目の点数が急激に下がることが多いのが【高校入学後】です。
『どのようなことが原因?』
原因は、大きく分けると2つあります。
1つは、得意科目でも科目の全てが得意とは、限らないということです。
例えば、数学で定期テスト<90点以上>とっていた生徒が、60点以下に下がる場合があります。(個人差はあります)
得意科目でしたので、ショックだったのでしょう。それで当塾の申込んできたのです。不得意科目が得意科目または、トップ科目に塾生がなっていますから。いきなり点数が下がったのは、図形の合同証明の単元でした。
特に平行四辺形の合同証明が、理解していませんでした。証明の方法が分からないと本人から聞き、どこまで証明できるか尋ねますと最初から書けないと。
実際の授業で、基本レベルの例題を解かせたのですがノートは、空白のままでした。原因は、予想がつきましたので早速対策を始めました。
<苦手科目・単元>になる原因は、ほぼ決まっています。基礎学力の理解不足です。
図形の合同で証明が全くできない原因は、定理を覚えていないが最も多く(特に平行四辺形)次に平行線と角の使い方の理解不足です。
これらは、教科書の基礎が完全に理解していないからです。それなのに塾で問題集中心の授業ばかり受けるのですから理解できるわけありません。
実際に入塾時のカウンセリングで、前の利用していた塾で質問しても理解全くできなく、何回も質問するのも恥ずかしいから理解したと答えるしかなかったと言います。
こういう返答をする生徒達が、ほとんどです。成績の低い生徒達は、全員この返答です。だから成績も当然上がらなく、当塾に助けをもとめてくるのです。
基礎学習を理解したうえで、証明方法を具体的に教えます。各定理の使い方の指導です。問題を見た時いくつかの注目点があり、それを確認しながらとく方法をおしえます。
先ほどの全く証明ができない生徒も完全に証明できるようになりました、更に学校で友達に教えられるほどにもなりました。
いかに教科書での基礎学習が、重要なのか本人も強く認識しました。他の生徒達も全員そうです。
ですから、得意科目の単元で苦手な単元がある生徒達もいるのです。その時に得意科目だからと、いつもと同じように問題集で学習しても理解できません。
得意科目といえども苦手な単元は、<教科書で基礎学習>をすることです。また【教科書で、授業を指導してくれる塾】を利用することです。
2つ目は、初めに書いた高校入学後です。中学生時代の得意科目が、複数科目下がる場合が多くなります。
場合によっては、赤点になります。原因は、正確な基礎学力がなかったことです。
中学生の時成績も上位、得意科目も90点以上ですから、まさか不得意科目になるとは思わないんです。自分の中学校の授業レベルを、考慮しないと点数に惑わされます。
ワーク、プリント中心の定期テストの中学校は、要注意です。(基礎が徹底されてないから)
更に、問題集中心の塾を利用していると気づきません。<基礎学力が、完全に理解されてないことに。>
こういう複合的な(中心は、基礎学力の不足)原因があり、高校で得意科目が不得意になります。
当塾で、基礎学力の不足を指摘されて初めて気づきます。【中学・高校】、続けてサクセス進学塾を利用した生徒は、こんなことにはなりません。
高校で成績が、下がる原因の指導も徹底し対策もしていますから。中学生時に。
☆無料体験授業、カウンセリング随時実施中です。(予約要)