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2020/03/25

大学受験の定員厳格化の影響と、最後のセンター試験問題について。

大学受験の『定員厳格化』の影響に関してご存じの方も多いと思うので今日は、中高一貫校との関連を書きたいと思います。

『定員厳格化』は、簡単に言うと今まで合格者数を定員より多く合格させていたことが、あまり出来なくなったということです。難関大学を、敬遠する受験生も増えている理由のひとつになっています。

 

来年からのセンター試験から、大学入学共通テストに変わることもあり受験生の『安全志向』が強まりましたが、『定員厳格化』の影響もあり更に安全志向になりました。

 

このことは、みなさん知っての通りです。

 

だから中高一貫校との関連を書きます。都道府県により異なりますが、東京では中高一貫都立高校が、定員割れをしている高校が多く有名高校まで2次募集をしています。

やはり、『定員厳格化』の影響もそのひとつだろうと考えられます。

 

 そこで、大学付属校を志望する生徒達がいると言われています。付属校なら大学の定員厳格化の影響は、さほどありませんから。更に中高一貫校が、高校からの入学を次々に停止していることも不人気の原因です。

 

 また、私立高校の人気も増加しています。東京都の給付奨学金の影響からです。

授業料の負担を考えれば保護者から、人気があるのは当然でしょう。

 

『定員厳格化』で首都圏の大学を無理して狙わず、地方の大学を希望する受験生も増加していますし影響はありますよね。受験戦略が、重要になってきます。

 

 ただ、進学校でなく成績が低い生徒の多くはこういう戦略どころか、情報を知らずに無謀な大学を受験希望し、ただ頑張れば合格できると本気で考えている受験生もいます。

基礎学力もなく勉強も楽してきているので、塾側が情報データを示しても聞く耳もたない困った受験生もいます。現実を理解しようとしないんです。

普通、受験情報データを示し、実際に基礎学力の質問に答えられないと気づくのですがね。

それでも自分の勉強不足(成績の数字を信じない)気づかない受験生(高校3年生)には、中学生の基礎中の基礎のテストをします。40%程度しか正解しないことでやっと少し理解します。(自分の甘さに、気づき反省する受験生が多いです。)

 

ですから、受験情報を知らないと受験戦略も作成できず失敗は、当然の結果になります。

 

このことは、来年の大学入試共通テストに関しても言えます。記述問題、民間英語試験が延期になったことから安心して高校は、塾利用しなくてもという人達がいます。

 

今回の最後のセンター試験の問題を見ていない、または見ようともしなかったから情報を得ることが出来なかったのです。問題の変化に気づいた保護者・生徒は対策を考えますよ。

 

『新傾向問題』対策です。

 

これらの問題に受験生は驚きました。

『考えて』答えさせる問題だったからです。来年以降の新テストへの布石です。

 

塾を利用し対策を始める<保護者・生徒>との格差は拡大するでしょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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