2020/03/7
グループ学習で成績の低い生徒は、孤立する場合が多い。
グループ学習は、学校でよく行われる学習方法です。当塾でも個別指導で、このようなアクティブラーニング授業(当塾は通常と異なる方法)を行いますが、この方法は問題点もあります。
学力別にクラス編成がされているならいいのですが(それでも他の問題点はあります)、学力別になっていないクラスで課題を解決するグループ学習を行いますと参加しない(参加できない)生徒がでてきます。
その理由は、学力差があるため課題の解決方法が分からない(理解できない)生徒がグループ内にいるからです。
『仕方ないのでは?』
それでは、グループ学習の意味がありません。例えば、6人グループだとしますと学力の低い生徒2人がいるとすると残り4人で意見をだし合い、課題を解決することになりやすくなります。
学力の低い生徒達は、理解できず参加したくても参加できず途中から不参加状態になります。更に時間制限もありますから課題問題が理解できる生徒達は、自分達でまとめます。
このように、グループ学習の課題学習は問題点があります。
また、もう一つの問題点は学習意欲が低い生徒の問題です。意欲が低いのでグループ学習に、積極的に参加しないことが多いです。発言もせず他の生徒に任せっきりで終了します。同じグループの生徒も不満を持ちながら(割り切って気にもせず自分達でまとめる生徒達も)課題問題に取り組みます。
これでは、効果があるどころか逆効果です。学習意欲の高い生徒達は、このような意欲のない生徒達と同じグループになると嫌な顔をする生徒達もいます。
中には、リーダーシップをとり率先して意欲のない生徒達にも積極的に意見を求め参加させようとする生徒達もいますが、負担は大きいでしょうね。
2つ目の問題点は、課題学習で参加意欲があるのに参加できない生徒達です。
この原因は、性格的な問題と生徒間の問題です。性格的に大人しい生徒は、発言することに消極的です。グループ内に仲のの良い友達がいれば良いですが、そうでない場合自分の考えを言うことなく終わってしまいます。
もう一つの生徒間の問題とは、生徒同士の仲の良さにあります。仲の良さです。
同じグループ内の友達関係ですよね。お互い嫌っている生徒同士がいると会話は少なくなりますよね。グループ学習中、ずっと不機嫌な生徒もでてきます。他の生徒達もやりにくいですよね。
このように、課題解決のグループ学習には問題点があります。
これらを克服する独自の方法をを取り入れ、能動的学習の良い点を発展すべきでしょう。
サクセス進学塾では、独自の能動的授業を行っております。全コースで行っておろます。開校31年前からすでに、ユニークな独自授業を実施し好評を得ています。
前にも独自授業の内容は書いていますので、ここでは詳細については書きません。
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