2020/03/5

『継続は力なり』は、＜中学・高校＞と継続して証明される。

中高一貫校は、ますます人気ですが利点は何だろうか？高校入試がなく、負担なく進学できる点だという＜生徒・保護者＞が多いと思います。

学校によっては、中高一貫でも高校で新規で生徒を入学させる学校もあります。塾でも『小中高一貫、中高一貫』の塾もありますが、途中からの入塾を認めないところは少ないのではないでしょうか。

クラス別にすれば、継続生徒と途中入塾生徒に分けることも可能です。ただ中高一貫校ですと６年間のカリキュラムで授業を行いますので、中学３年生で高校の授業を取り入れ、高校３年生で１年間大学受験専用の授業を行い受験対策に集中できる有利な環境が整っています。

ですから高校生からの入学は、学校側はやりにくいでしょう。特に英語の授業は充実していますから高校生からの入学で、授業についていけない生徒もでています。

そのような場合は、高校からの入学生には英語授業の補習を行っている学校もあります。

　しかし、補習にも限界はあります。同じ補習時間でも理解力の差が、各生徒でありますからね。塾も同じで、高校生からの入塾は労力がとても必要になります。問題集中心の授業よりも、サクセス進学塾のように＜教科書中心授業の方＞がかなり授業に苦労します。

何故か？

高校生で成績が低い（赤点）を生徒達は、【基礎学力が原因】の場合が圧倒的に多いです。その他に学習方法（予習中心）、勉強時間の少なさ、部活動、授業スピードの速さなどが原因となります。

この原因は、中学校の基礎学習を疎かにしてきたことが根本にあります。前にも何回も言ってますが、＜学校・教師＞の指導内容の格差に原因があります。

定期テストで、成績上位の点数をとったとします。それは、その中学校の指導内容を基準とした定期テストなので、指導内容が低ければ高得点をとったしてもそれは、その中学校のレベルでの成績です。

そこに勘違いが生じます。それで、中学の成績が上位で合格したからと高校も成績上位でいられると＜生徒・保護者＞も思います。ほとんどの＜生徒・保護者＞はまさか、基礎学力が不足しているとは夢にも思っていないです。

中学から塾で授業を受けていれば、各生徒の中学校の指導内容に影響されることなく＜基礎学習を徹底＞しますので高校で学習方法さえ確立すれば成績は上位の内申をとれます。

問題集など教材中心の授業の塾では、基礎学力の向上は難しいです。特に＜成績の低い生徒達、不得意科目の点数の低さで成績が伸び悩んでいる生徒達＞は、高校でも同じように成績が伸び原因が特定できず悩み、また教材中心の塾を利用し更に悪化します。

　ですから、中学・高校と塾を継続しないと（基礎学力強化の授業を行ってくれる塾）高校で成績が低下し学習意欲もなくなり大学も希望通りの受験ができません。

高校受験中心で、終わってしまう＜生徒・保護者＞がいかに多いことか。とても残念です。

『高校の成績こそが、最も重要なのです。大学が決まり、就職が決定される基礎の時なんです。』