2020/02/3
効果的な宿題が、成績を上昇させる。
宿題の種類は、大きく2通りあります。
◆問題集(塾教材、学校ワーク、プリント)からだす。
◆教科書からだす。
この2通りの問題は、全員に同じページ数、枚数をだすことです。同じ内容(レベル)の宿題をだすことには無理があります。何故なら、各生徒ごとに学力差があるからです。
学力が<相当低い生徒>と、<トップクラスの生徒>に同じレベルの問題をだしても効果ないでしょう。学力の低い生徒は、問題が解けませんから空欄の箇所が多くなります。宿題が応用問題だけなら、提出もしない場合もあります。
時間をかけても解き方が全くわからないのですから、宿題も苦痛になり空欄を教師から注意されれば適当な答えを書いてくるでしょう。
成績がトップクラスの生徒は、『もっとレベルの高い宿題を、だしてください』と言うでしょう。学力の低い生徒のレベルに合わせれば、学力の高い生徒から不満がでますし学力の高い生徒のレベルに合わせれば、学力の低い生徒が不満をもつ。
つまり、【習熟度別に各生徒の宿題をだす】べきなのです。これは、学校、大手塾のように生徒数が多いと難しいでしょう。
ただ、この時に習熟度別に分けるといっても、いくつに分けるかです。2つに分けるのでは、分けた意味がないでしょう。当塾は、5クラス程度に分けます。
テストの点数で分けるのもいいですが、点数だけでは線引きできない部分があります。例えば、点数が同じでも<数学でいえば方程式関係は強いが、図形問題が苦手、図形問題は、得意だが図形以外の単元は苦手という生徒がいる場合、点数が同じだから同じ内容の宿題をだしたのでは効果ありませんよね。ですから、テストの点数ではなく単元ごとに区切って、細分化して各生徒に宿題をだすべきです。
集団指導ではこのような宿題のだし方、必要です。完全個別指導では、1対1の授業ですから問題ないですけどね。ただ問題集中心の塾では、完全個別指導でも問題集で宿題をだすので(けっこう沢山)<基礎学力が、不足の生徒>には効果は期待できないでしょう。
また成績が上位者でも不得意科目の場合、<基礎学力に問題ありと判断>すれば基礎学習の宿題を当塾はだします。
更に成績上位者でも<応用問題は解けるが時間がかかりすぎる>、<解けたけど自信がないという生徒>は、基礎学力に問題がある場合が多いです。
例えば、英語の文法を完全に覚えていない、数学の証明の定理がが正しく言えないなどは、基礎学習をしっかり学習すれば時間も短縮され確実な自信のもと解答することができています。
また上位者でも近年の記述式問題を、苦手とする生徒もいます。文章で表現するのが苦手という生徒は、多いですからね。文章力が苦手な生徒には、当塾では<文章力を強化する>特別な宿題をだしています。
このような宿題をだせば、成績UPに効果がでてきます。
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