2020/01/15
成績は<簡単に上がる>のに、何故上げられない生徒がいるのか?
この問題は、いくつかの原因がありますが主要なものだけ書きます。
◎本人の学習意欲が、全くない。
◎学習方法が、わからない。(保護者が、勘違いしている場合が多い原因)
◎学校の授業が、理解できない。
◎塾の選択が、間違っている。(この理由も非常に多く、保護者に責任がある場合も)
◎本人が、自分の能力を過大評価している。
◎努力はしているが、結果がでなく諦めている。
◎業者から多額の教材を購入(または、参考書・問題集を多く購入している)
◎親の放任主義。
◎部活動の活動時間が多い。
◎習い事の数が多い。
◎教科担任の教え方が、一方的。
◎授業妨害の生徒達がいる。(学校・塾)
これらの原因を全て説明すると時間がかかりますので、いくつかに絞ります。(前にも書いていますので、そちらを参照)
まず本人の<学習意欲がない>という原因は、成績に大きな影響を及ぼします。
学習意欲がない理由を、探らなければいけません。しかし、この原因は複数の理由がある場合が多く複雑です。当塾は、カウンセリングで時間をかけ聞き出しますが授業を行う過程で、本人も認識していない原因を発見することも多々あります。
学習意欲のない生徒の共通点は、遅刻、休み、宿題をしてこない、ノートに書くのを嫌がる、話を聞いていないなどの行動がみられます。
これを改善するには、期間が必要です。高校生3年生の遅い時期で、こうような行動をする生徒は難しいですね。ある程度の成績をとっている生徒ならまだ改善できますが、この時期で成績も低くこのような行動をとる生徒を改善するのは、至難の業です。
自分の成績の低さを認識し、高校受験で勉強してきた生徒なら改善の余地はあります。楽だから高校受験を推薦にしたという生徒は、高校でも成績は下位。学習面での競争経験も回避して楽をしたいという考えですから、志望大学も現実離れした(他校を全く調べない)大学を希望する場合が多く(受験間近でも)2、3ヶ月で改善できるもではありません。
こういう生徒とは異なり、努力し受験競争も経験し志望校もよく調べ、将来の目標に向かって学習している生徒がいます。この場合、不得意科目の点数が低い、応用問題が理解できない、成績が不安定まど悩み自信を失っています。
この場合は、短期間で改善し成績を急激upさせるのは難しくありません。
当塾では、実際に実例が複数あります。
代表的な例ですと、成績の伸び悩みによる自信を失い塾も大手を含め、家庭教師など複数利用するも失敗。本人もどこの塾も家庭教師も授業内容が、同じで問題集中心ばかりで成績も伸びず悩んでいた生徒でした。
たまたま、その生徒の保護者と知り合う機会があり、子供さんの悩みを私に打ち明け当塾の授業内容を聞き、こういう授業をする塾を探していたと喜んでいただき本人に話しましたが拒絶されたと連絡がありました。
これ以上は、『無理に話をしない方がとよいのでは?』と私は言いました。保護者は、最後に広告を見せて駄目なら諦めるということでした。数日後に保護者から本人が、広告を見たら是非通塾したいという連絡がありました。
この生徒は、元々勉強時間も長時間していて、宿題もやり目標学校も他校と比較しながら調べて決めています。真面目でした。
成績の伸び悩みの原因は、重要部分を中心に勉強せず【全部学習して覚えようとする点】でした。ですから学習時間が毎日中時間になり、覚えきれない。
もう一点、成績が伸びないのは配点が高い応用問題が解けないからと思っていたところが、間違っていたところでした。つまり<基礎学習を、疎かに>していたのです。<前から言っているように問題集中心の塾では基礎学習に重点とする授業はほぼしません。教科書使用の授業でないからです。>
この2点を改善し成績も急上昇!トップクラスの成績に。
そして、希望通り『早稲田大学現役合格』しました。
こように塾の授業内容を、最優先に決めて利用すれば<成績は簡単に上がる>のです。