2020/01/9
定期テスト対策時期について。
定期テストの準備は、いつからした方がよいか?
子供さんにより異なりますが、試験1週間から10日前ぐらいが多いのではないでしょうか。少数ですが前日とか、特にやらないという子供さんもいます。
塾も1週間前がいちばん多いと思います。3日前からの塾、前日のみの塾も。この対策時期は、学校の定期テストの出題方法にもよっても変わります。
例えば、ワーク・プリントから中心に出題する学校(教師)なら成績の良い生徒は数日前からでもいいのではないでしょうか。毎日復習の学習をしていれば数日の対策で大丈夫でしょう。
ワーク・プリントからほぼ出題するというのは、応用力どころか基礎学力も定着しないです。更に、そのような暗記形式で点数がとれるなら、毎日勉強しなくなりますよね。
良い点数をとれば安心し、勉強もしなくなる。まして少ない労力で良い点数がとれるならそうなるでしょう。暗記でいいのですから。
しかし、その分高校入学後に授業が理解できず、成績も急降下のよくあるパターンに陥ります。その時になって楽をした分、苦しむことになります。そうなることに気づかないし、忠告してくれる人もいないのです。
こういう<暗記>で点数をとれる定期テストに慣れると、近年の【思考力・表現力・判断力】の入試に対応できません。それどころか、入試形態に逆行していることをしているのですから学校教師の責任は大きいです。
私も過去にある地区の中学校で、定期テストの出題方法がワーク・プリントからほぼ全部出題され、教科によっては《100%全く同じ問題を出題》する中学校の生徒達を教えたことがあります。ワークと全く同じ問題を出題したにもかかわらず学年平均点数が40点程度ということでした。
その中学校は、その当時、市内進学トップ校に1人程度しか合格できず(ゼロの年も)全体でもレベルが真ん中以下の程度の高校に70~80%も行く中学校でした。学校もとても荒れていました。
このような定期テストの出題方法を、していればこうなるということです。
いつも私が言っている<受け身の授業>の結果です。ですから定期テストも暗記テスト(思考力無し)になり、志望校も限りなくランクを下げることになります。
ただ定期テストで、内申点を上げることも重要です。ですから暗記で点数がとれても<受験を考えて>、【基礎学習】をサクセス進学塾では、徹底しながら定期テスト対策を行っています。
定期テスト対策の時期は、その学校の<出題方法・難易度>にもよりますが、毎日の学習をしながら1週間~10日前からが妥当でしょう。
当塾は、各生徒の<成績・志望校>によりケースバイケースで対応しますので実際は、定期テスト対策は時期(期間)とも異なります。