2019/09/20
高校生入学後に、成績が中学生の時より<かなり下がる>理由。
高校で成績が下がり困って駆け込んでくる保護者、生徒さんは多いですね。
中学の時は、成績は学年トップクラス。
高校も有名進学校合格で、高校での成績に不安はなく大学も難関国立・私立大学希望と順風満帆の高校生活になるだろうと、親子で自信に満ちあふれている。
<しかし、高校の定期考査の結果が、厳しい現実を突きつける。>
これは、希にあるケースでなく、よくあるケースなのです。当塾に高校から入塾してくる生徒さんは、100%、このケースが理由です。
中学の成績がよくない生徒さんは、更に悪化する場合が多いです。(入学した高校のレベルにもよります。)
この結果に、困惑する保護者、生徒さん。原因がわからないんです。
中学の成績が学年トップクラスが、<3桁の学年順位>になるわけですからショックですよね。
更に赤点の教科も複数科目あるので、追試で合格点がとれなければ進級できないことも。(高校により追試がなく、赤点の点数をとった時点で進級できない場合も)
私は、中学生の生徒さんには中学の成績は当てにならないと、よく話しています。
みなさんも高校生の兄弟姉妹、親戚、先輩の高校生に聞いてもらえばわかります。
【高校生が、共通して言っているのが以下の項目です。】
◆高校の授業は、スピードが速い。
◆宿題が、とても多い。
◆教科書は、全部教えない。(現代文など国語は特に)
◆予習をしてこないと、授業についていけない。
◆部活動が、激しく勉強時間がとれない。
◆中学生で習った単元で、教わっていない部分があった。他の生徒は、中学時に習っていた生徒が多かった。(各中学、科目担当教師のレベル差によるもの)
上記のようなことを言っているはずです。当塾では、これらの項目は中学生には常に言っております。こうなる原因もです。
<高校で成績が下がる原因は、以下の項目です。>
★中学校での授業内容の問題。(中学校、科目担当教師の指導レベルの差があることが原因。)
★本来教えるべき単元を、とばしている。(教えていない)
★簡単にしか説明していない。
★ワーク中心の授業で、教科書をほぼ使用しない。
★部活動の時間が、中学時と比較にならないほど多いため、勉強時間が減少する。<土日は他の市町村、他県まで遠征試合、練習。>
<勉強時間<ゼロ時間>も珍しくありません。>
★中学生は復習中心の学習方法でよいが、高校生は【予習中心の学習方法】だということを知らないので、気づいた時には手遅れに。(授業に、ついていけなくなっている。)
★将来の進路が定まっていない生徒は、対応が後手に。<進学なら大学の受験制度を調べて、選択科目を決めなければいけない。>
◎《自分の好みで選択科目を選んで、受験の時に試験科目を【選択してなかった】という失敗が多い。》
まだ原因はありますが、以上の項目を中学時から塾が、教えながら授業を行うべきです。
サクセス進学塾は、中学生の【授業プログラム】に、このような項目が入っていますから安心です。
ですから高校で、失敗しません。