2021/08/27
学力の早期対策が必要な子供さん。(後半)
前半の続きです。文章読解対策は、とにかく早期対策です。
前回も言ったように読解力の低下に早く気づくことが重要です。
そして、気づいたら早い時期に対策をすることです。
これを放置したために手遅れになっている子供さんが非常に多いのです。読解力が弱いのは小学生の低学年からの子供さんも多く、保護者が低学年だからと危機感がない方々も多くいます。
低学年の教科書は、文章が短く内容を把握することは難しくないのです。その短文でも読み取れないということですから学年が上になるほど読解力は低下していきます。
更に、前半でも言いましたが対策として塾に行かせたとか自宅で教材を購入し対策したという保護者が当塾にも来られます。
『効果は、どうでしたか?』
ほとんどの保護者や子供さんが、[成績は上がらない・変化なし]という答えです。
読解の基本学習をしないで問題週の問題を行うのは間違っています。文章をよく読みなさいと言うばかりで問題集中心の授業や自宅学習をしても効果は、ほぼありませんし苦手な文章読解ですから集中力も続きませんし苦手意識が強くなるだけです。
まず行数を2~3行程度に分割して説明することです。その時、受け身授業にならないこと。
一方的な説明でなく本人に問いながら授業をしその都度、理解できない箇所を答えを言うのではなく『どうしてそう思ったのか?』と根拠を聞きながら授業を行います。
更に、子供さんの答えに間違えがあれば例題を示し自分の答えが間違っているということを気づかせる授業を行うことが重要です。
この部分の授業技術は、難しくここで全てを書けません。
子供さんの読解力レベルにより授業方法を、ケースバイケースで変えなくいてはいけませんし応用力が必要になります。
このようなことからも読解力対策は、時間がかかるので早期対策が必要なんです。
ご相談のある方は、ご連絡ください。
◎<無料体験授業・カウンセリング受付中!>(予約要)