2021/05/1
情報格差がますます拡大。チャンスを逃す[保護者・子供達](後半)
前回、情報不足から塾選びで失敗する保護者や生徒について書きました。その続きです。
塾選びに失敗する原因も前回書きましたが、その一つに生徒の危機感の欠如があります。
何故、危機感がないのか?
いちばん多いのは、受験制度の情報を把握していないことと環境ですね。
まず、受験情報の詳細の把握は前回書きましたので簡単に説明します。
自分の都道府県の受験制度を漠然としか理解していない受験生が、けっこういます。驚くことに前に利用していた、または現在利用している塾や家庭教師で詳しく指導されていないんですね。
面接のときに必ず受験制度について度くらい知識があるか、またはどの程度指導されていたか(いるか)を確認します。
受験制度から【合格戦略・戦術】を考えて授業プランを作成するのですから非常に重要です。
それなのに入塾面接で生徒達に聞くと曖昧な返答ばかりです。受験生で把握していないと大変です。
つまり、高校受験制度の内申点対策がほぼ終わってしまっているからです。前回も書きませいたが、内申点が学年の3学期に2倍になる地域もあるので3年生から入塾しても対応できないからです。
『3年生の3学期があるのでは』?
確かに内申点が<2~3倍>になる地域もありますが、1月の学期末テストの時期は、冬期入試対策も含め学力テストなど模試中心になります。学期末テストの内容も過去の入試問題を出題されたりもします。
それでは、受験制度を把握していれば[塾・家庭教師]を変更していたかというとそうでもありません。
その理由は、前述した生徒に問題がある場合です。生徒の学習環境なんです。
この問題は2つあります。
1つは、生徒の学校や地域の問題です。
競争力のある学校と地域では、学習環境の大きな影響の違いがあります。
成績が5教科合計<400~430点>の受験生でも危機感が不足しているのが学習環境の悪い[学校・地域]です。
更に利用していた利用している[塾・家庭教師]でも学習環境が悪ければ危機感は大幅低下します。学校の仲の良い友達がいるから成績がアップしなくても塾を変えようとしない。結果、志望校を下げることに。
こうなっても仕方ないと思って納得するんですね。
こういう生徒達は、人生で唯一のチャンスを逃していることに気づいていないんです。
2つ目は、保護者の意識の問題です。
受験制度や[塾・家庭教師]の情報不足が基本にありますが、受験生なんだからやる気がでてくるだろうという期待感をもつ保護者がいるんです。やる気がいつでるのか?
やる気がでるのは、秋の学力テストや模試の時期が多くなります。現実を理解してくるんですね。
時期的に手遅れな受験生がほとんどです。
4月、遅くても夏期講習前に塾を変えていればと後悔します。
受験制度の詳細の情報を早く把握しましょう。そして良い学習環境に変えましょう。
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