2021/04/22
やる気のない子供達。原因は?(後半)
前回、成績が上がらないのに行動しない[保護者・子供さん]の理由として受験情報の知識が少ない場合が多いと書きました。
そのため現状を変えようとしないので、成績が下がっているのに放置しておく。この原因は、先ほど言ったように受験制度を理解していないことが多いです。
実際、受験生で4月に入塾せず夏場以降に申込んでくる受験生達は受験制度の詳細を把握していない場合が多く前に利用していた塾でも詳細を説明されていない、または覚えていないという受験生がほとんどです。
成績が低い受験生は、特にこの傾向が強くなります。
当塾では、受験制度の内容は中学1年生から詳細を[保護者・生徒]に何度も説明します。
受験生からでも良いのでは?
そう思うかも知れませんが、中学1年生から把握しておかないと受験に多大な悪い影響を及ぼします。理由は、内申点の問題です。
都道府県により内申点のしくみは、異なります。
通常、3学期の評定が内申点に加算されます。
しかし、この3学期が全学年のとは限りません。1年生の3学期の評定は除外するというような都道府県も。更に、3学期の評定を学年により<2~3倍>にする都道府県もあります。
このようなことから受験制度の詳細を、生徒に早くから教えておかないと受験が失敗することになります。内申点が、<2~3倍>になる学年を知らせておけば定期テストの成績を、その時大幅アップさせれば第1志望校合格に有利になります。
この制度を知らなければ定期テスト対策も普通に受けることになるでしょう。また、3学期は成績が下がる場合が多く受験のダメージは大きくなるでしょう。
結局、情報を受験制度を<中学1年生>で知っていれば【内申点対策】も可能で受験を有利にすることができます。
こういうことも子供さんの学習意欲の差に関係してきます。
子供さんのやる気のなさには、<情報格差>が、一つの原因になっています。
もう一つ多い原因に、受け身授業による弊害があります。授業に参加しない(できない)という問題があります。
教師の一方的な授業で質問されるのは、決まった生徒だけ。グループ授業でも参加しない生徒達がいます。成績が低く理解できない生徒達は、成績の良い生徒達に丸投げしています。
グループで答えを求められるているのに参加しないんですね。
決められた時間内にグループ内で、まとめなければならないので参加しない生徒達がいても仕方ない部分もあります。こうなると参加しない(できない)生徒達は理解もできないので、やる気もなくなります。
アクティブラーニングの問題点です。
まだ、原因はありますが今回はこのぐらいで。
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