2021/04/2
教科書を読めない子供達。読解力の低下が酷い。(後半)
前回、原因は小学生の時にあることが多いと書きました。これは、成績が良い生徒に多いことです。このような生徒達は、中学生になり文章をよく読まなくても点数がとれた小学生とは、異なることに気づく生徒と気づかない生徒に分かれます。
ほとんどは、気づかない生徒が多いですね。ケアレスミスが多いから点数が伸び悩んでいると思っています。ケアレスミスが多いのは問題をよく読まないからということも理解しています。
それでは、何故よく読まないのか?
その原因を理解していない<保護者・生徒達>がとても多いのです。
もう一つは、前半で書いた【問題集中心学習】も原因の一つです。
小学生の時に、文をよく読まなくても点数が良かったので自宅学習もよく読まなくても正解できます。ほとんど自宅では、教材で勉強しますよね。塾を利用している場合、更に[問題集・プリント学習]になります。
文章について詳しく考えないんですね。問題で問われていることしか考えない。小学生のように文章が短い時は通用しても中学生では通用しません。文章が長くなり難易度が上がることで読解力の限界を感じてきます。
高校生になれば更にです。中学生の国語は、点数が良かったのに高校の現代文で点数が急降下しているなんてことは珍しくもありません。
国語だけの問題ではありません。他の科目も文章問題が解けないことになります。
数学の文章問題、英語の長文問題、[理科・社会]の文章問題、入試の文章記述問題など苦手になります。
ただ落ち着いて読むようにというアドバイスでは解決しません。入試のような長文問題や文章記述問題は時間が不足する受験生も多くいます。ですから、ある程度のスピードは必要になります。
その点は、入試要の読解テクニックが必要にになります。
教科書を読めない⇒教科書の内容を読み取れない。読解力を強化するには小学生から。
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