2021/03/28
教科書を読めない子供たち。読解力の低下が酷い。(前半)
文章読解力が、年々下がっているように思います。それでは、いつ頃から低下しているのか?
小学生の低学年からだと思います。個人差は、もちろんあります。小学生の低学年からというと驚くかもしれません。教科書の文字数は少ないのに何故?
低学年ですと教科書は、絵が多く文字数が少ないのに読み取れない。読み取れないからテストでミスが出やすい。『よく読んでいれば正解できた問題だったのに』とよく聞く言葉ですね。
何故、よく読まないのか?
読もうとしないんですね。
この原因は、いくつかあります。
読解力が低い子供は、成績も低い子供が多いのですが成績優秀者の子供にもいます。
まず成績が、良いのに読解力が低い。この原因は、小学生の時に成績が良く(90点以上ばかり)問題をすぐ解けてしまうんですね。行数も少なく、じっくり時間をかけなくても正解になる。
この習慣が身についてしまうと、中学でも同じようにある程度文章に目を通すと答えを書く。それでも良い点数はとれる。
しかし、中学で成績の伸び悩みに苦しむことになります。確かに成績は、上位なんですがそれ以上成績アップしない、または上がったり下がったりと不安定になります。
中学2年生以降になると定期テストの単元が難しくなったとき、成績が急降下するときがでてきます。
文章をよく読まない(読み取れない)ため20点以上(前教科で50点の場合も)も点を損する状態が続きます。こうなると成績の伸び悩み状態になります。こうなると問題を、よく読みなさいと言われても改善するのは難しいです。
実際、小学生のときは問題をすぐに正解の答えを書けるので時間が余っていたのですが、中学の定期テストでは時間が不足する教科もでてきます。落ち着いて問題を読みなさいと言われても難しいです。
つまり根本的な原因は、小学生の時にあるのです。成績が良いことで読解力を疎かにしてしまったことに気づかなかったのです。この読解力を疎かにしてしまった原因に、【問題集中心学習】があります。
次回に続きます。
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