学習意欲の低い原因（後半）です。

前回、学習意欲が低い生徒達の原因は？という説明をしました。今回は後半の説明をしたいと思います。

④と⑤の説明をしていきたいと思います。

苦手科目の学習意欲は、誰もが低いのは当然です。理解できていないことが理由です。

『何故、理解できないのか』？

 

学校の授業で、理解できないまま授業は進みます。そうなると授業を受けても理解できてないので、学習しようという気持ちが低下していきます。それなら『質問すれば』？と思うかもしれませんが、そうもいかないのです。

子供さんによって、質問をよくする子供さんと、できない子供さん分かれます。質問をしたいけど全員の前では、質問しにくいまたは、恥ずかしいという子供さんも多いです。

授業終わりの質問のしにくい。先生方も次の授業準備があるでしょうし、長い時間は聞けないでしょう。数分で理解できれば良いのですが、難しいでしょう。

 

塾を利用していれば、塾で質問すればいいのですが成績低く学習意欲がない子供達は、質問しません。入塾希望の子供さん達に、カウンセリングの項目の一つに質問しているのが、前の塾で授業の理解できないところを『どうするのか』？と質問しています。

全員が、『質問しないです』返答します。理由は、学校の記述と同じです。

ただ、学校で理解できないから塾を利用しているはずです。それなのに何故？

学校の理解できないところを、塾で授業を受けても同じように理解できなかった。この逆もあります。塾が、学校の授業の予習をしている場合、学校で復習しても理解できなかった。

どちらにしても同じ理解できなかったところを、再び授業を受けても分からないのですから学習意欲はなくなります。

このようなことが繰り返されるのですから授業は、興味もなくなり聞いているだけという状態になります。このことが、不得意科目になる原因となります。

 

これらのことから不得意科目になる前に、対策をしなければなりません。苦手意識を感じてきたら学習意欲が低下し学校、塾にただ通っているだけになり成績は下がる一方です。

 

対策として、学校で質問ができ理解できる子供さんは問題ないです。質問ができない上記の理由で塾を利用しているなら集団指導ではなく個別指導できれば＜完全個別指導（１対１）＞に変更された方が良いです。

質問を納得するまでできる学習環境にすべきです。特に成績の低い子供さんは、学習環境が重要です。また、コミュニケーションを常にしてくれる教師を選ぶと良いでしょう。

 

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