2020/05/1
ノートの活用が、成績UPに効果あり。
前からノートの活用については説明してきましたが、学校休校により自宅学習をする生徒達は、ノートの活用が重要になってきます。
成績の良い生徒達は、ノートの活用ができてる生徒も多いですが通常ノートは、板書するだけに使う物と割り切っている生徒達がほとんどでしょう。
利用している塾が、オンラインに対応していなければ塾も休校で、全くの自宅学習です。そうなると学校で、指示された通りにノートに板書していただけの生徒達は、ノートのまとめ方に困るでしょう。
かといって塾で、ノートを書いているのかというと教材中心の授業ですからノートは、ほぼ必要ないでしょう。それどころか全くノートを、使用しない塾も多いぐらいですから。
当塾は、教科書中心授業で主体的な授業(思考力強化)を行っていますので、ノートの活用はとても重要です。
サクセス進学塾は、教師の一方的な授業(受け身)ではなく、主体的(生徒が、自ら考えながら)授業を開校時(32年)から行っていますので、ノートのまとめ方をいろいろ工夫しております。
一部分だけ説明いたしますと私の授業中の説明を、重要部分を各生徒がノートに書きこみます。もちろん各生徒によって書き方は、異なっています。自分でノートを後から見て、理解しやすいように書きます。
ここで注意するのことは、授業中のノートのまとめ方は、丁寧に書かなくてよいということです。授業が終了した後で、丁寧に書き直しなさいと指示しています。
これには、利点があります。授業内容の復習を考えながらノートに、再度まとめることでより理解すことになるということです。塾の授業中のノートのまとめ方を見て、この説明は、このように書き直した方が理解しやすいと修正しながらまとめていきます。
もちろん板書もします。国語の文章読解、数学の解き方(例題を、理解度に応じて複数・図での説明)、英語文法などは詳しく板書いたします。理科、社会も図で説明しますから板書はします。
つまり自分で考えて授業内容を書いたところと、私が板書した内容をミックスして自分なりに考えてノートにまとめるのです。
《自分だけのオリジナルのノートを、完成させるのです。》
学校で機械的にノートを書く作業をし、塾で問題を解くことだけを中心の授業を受けてきた環境に慣れた生徒達は、こういう<ノートの活用>ができません。
最初からこういう環境に慣れてしまった生徒に、当塾の<ノートの活用方法>は難しいので少しずつまとめ方を指導していきます。
授業中に生徒のノートを、確認しながら指導します。授業内容を聞きながらノートに書くことも、まとめ方を指示しながら授業を行いますので簡単です。
私は、『ノートを、自分の参考書にしなさい』と言います。
自分で、考えてまとめた<オリジナルノート>ですから、これ程良い参考書はありませんよ。