札幌市西区のオーダーメイド完全個別指導・オンラインLIVE授業の進学塾です。

ネット授業・通塾 小学生・中学生・高校生 対象 サクセス進学塾

ネット授業・通塾 小学生・中学生・高校生 対象 サクセス進学塾
お問い合わせ 011-676-5061
        

2020/04/28

受け身の授業では、これからの受験に対応するのは難しい。

近年、受験問題の内容が<思考力・判断力・表現力>を試す問題が重要視されています。

 しかし、これに逆行する受け身の授業が多いのも事実です。教師が一方的に授業を行い、生徒達は板書するだけ。自ら考えるという授業でなければ思考力を発達させることは難しいでしょう。

更に塾で、問題集を解くことを中心とする授業を受けるのですから、思考力を妨げることになります。ただ学校も塾(塾によります)もグループごとに、課題に取り組む授業がありますから自分達で考える機会は、多少なりともあります。

 でも、受け身の授業の環境の学習を中心にしていると、学習面で弊害を生じる場合がでてきます。

 例えば、よく保護者から相談を受けますのが『勉強の仕方が、わからないので勉強しないんです。』、『勉強仕方が、わかれば成績が上がるはずなんです。』という相談内容がとても多いです。

勉強の仕方が、わからないというのも与えられた学習しかできないからなのです。教師から『この部分は、重要ですから特に勉強しなさい。』、『これをノートに書きなさい。』、『プリント、ワークの何ページを宿題でやってきなさい。』など教師から指示されて行う学習ばかりです。

 

指示されれば学習をする。逆に言うと指示されないと何を、学習したらよいのかわからないということです。これが、『勉強の仕方が、わからない。』の原因の中心になります。

保護者は、子供が考えたうえで勉強の仕方が、わからないと勘違いしているのです。

 例えば、教師が指示したところ以外が理解していないのにその理解していないところは、指示されないから学習しないという生徒がいます。指示されていないし理解できないところだから学習しないという考えです。

塾でも問題集(プリント)を解くことが重要なので、宿題を減らすためにも問題をひたすら解く作業をするのです。このような受け身授業中心の環境にいた生徒はの特徴は以下のような点があります。

 

☆理解できないところの原因を、探ろうとしない。前の単元(前のページに戻ろうとしない、ノートに、まとめたところを見ようともしない)を調べようとしない。

☆問題のわからないところを<教科書・ノート・資料>で調べず質問して、すぐ答えを聞こうとする。

☆どのようにして、その答えを導きだしたのか問うと答えに窮する。(慎重に考えずに、解いた数を優先する。)

☆答えを、文章で書くことが苦手。

☆解くのに時間がかかると、諦める場合が多い。

 

このような共通点が、見受けられます。ですから遅い学年から当塾に入塾してくる生徒達は、サクセス進学塾の【自主的な学習方法】に最初戸惑います。

『勉強の仕方が、わからないんです』という生徒達に漢字・英単語が、苦手と言う生徒達もいます。私は、『教科書を見ながら、書いて勉強をしていますか?』と聞きます。

『教科書で、勉強していません』という答えが多いですね。つまり教科書すら開かずに覚えられない、勉強の仕方が、わからないと言っているのです。

 

<まとめ>

 

受け身の授業に慣れすぎると、思考力の低下が著しく近年増加している<思考力・判断力・表現力>の問題に対応するのが難しいということ。

自分で勉強の仕方も考えることなく、誰からか指示されないと学習できない子供になるということ。

 

 

 

 

 

 

 

上に戻る