2020/04/25
5月6日から学校再開?受験生は、休校延期なら早急な対策が必要。
私は、5月6日からの学校再開は難しいと思います。実際、大阪府は5月31に学校再開を延期したらしいです。これに追随する自冶体もでてくるでしょう。
自冶体によっては、6月に延期するところもあるのでは?と思っています。
5月6日で再開されたとして、6月に定期テストを行う学校が多いので試験日を変更するのか?
このように先行き不透明なので、受験生は早めにこれらの問題に対応すべきです。
まず、5月6日から更に休校が延期されるという前提で対応すると学校から課題は出されますが、その効果は期待できません。それから利用している塾の問題です。
【利用している塾の問題】
◆<集団指導を選択>⇒この場合、学校休校と同じく休校になるので課題は、出されますが問題集を解くだけなので効果は期待できません。
◆<個別指導を選択>⇒通常教師1人に対し生徒2人ですが、教室内に複数の生徒達がいますので休校でしょう。やはり問題集の課題が出されますが問題集を解くだけです。
◆<完全個別指導1対1>⇒教室に教師と生徒だけなので安心と思えますが、感染可能性がゼロではないです。まだ、気候が寒い地域で換気をしながら授業ができるのか?生徒の授業時間は異なりますが、複数の生徒、教師が出入りしますから消毒次第ですね。家庭教師が認められているならと、授業を行う塾もあるでしょうね。
◆<家庭教師>⇒生徒自宅に出帳する場合、複数の生徒宅に行くとなるとお互い心配ですよね。
まとめると受験生に限らず、<完全個別指導1対1、家庭教師>でさえも教師と生徒の対面授業になるので、感染リスクの心配があります。
休校で、すでに受験に影響がある受験生は、感染リスクは避けたいですから対策としてオンライン授業を選択すべきでしょう。
冬に再びコロナウイルスという専門家もいます。もし、現在のコロナウイルスが7月まで終息する期間が必要なら、一時的にオンライン授業を利用すればという考えはリスクが大きいです。
【受験までオンライン授業という対策を、した方が良いでしょう。】
次に自分の利用している塾が、オンライン授業に対応できない場合の対策です。
これには、2通りあります。塾内でオンライン授業のコースがすでに対応している場合と、全くオンライン化が無い場合です。
オンライン化が、最初から対応していない塾でしたら受験生は、期間がありませんので対応している塾に変えた方がいいでしょう。(学校休校期間も延期可能性有り)
その理由は、オンライン化する準備期間に時間が、かかるからです。オンライン授業には、接続不備がよくあるのです。画面の映像が乱れたり、音声が途切れたりの問題がよくあります。
生徒のパソコンの問題もあります。
それでは、オンライン授業がすでに対応している塾なら大丈夫かというと、オンライン授業と通塾授業の両方の塾を利用している場合が、問題がある時があります。通塾授業を利用していた生徒が、オンライン授業にすぐに変えれるのか?という問題です。
すぐに変えれない、または一時的な措置でならという場合、受験生は決断を迫られることになります。志望校合格点と自分の成績を、比較してということになるでしょう。
次に、オンライン授業を受けられるにして<録画配信の授業か、LIVE授業>を受けるかの問題です。
前に、この選択について書きましたので簡単に説明します。
自分で、学習できるタイプなら録画配信でも良いかと思います。質問も何回もすることがないなら。やはりリアルタイムで授業を受け、理解できないところは何回でもすぐに質問をし、その場で理解しながら学習したいならLIVE授業です。
最後の問題は、オンライン授業というより塾の根底の問題です。志望校の合格ラインの成績との差ですね。推薦(内申点重視)、試験かで、また対策は変わります。
休校期間の先行き不透明なことも考慮して、試験科目の不得意科目の全体への影響が大きい、内申点不足、志望校合格まで点数がかなり差がある受験生は、【教科書中心の授業】で徹底した<基礎学習>の授業を、受けてから受験問題対策の指導を受けるべきです。
ですからこれらの受験生は、問題集中心の授業を受けても効果は、ほぼ無く(成績が不安定)休校期間の遅れもあり志望校変更することになるでしょう。
このように受験生は、休校期間延期も含め不利な状況を挽回するには、これらの選択を早急の対応しなくてはなりません。
次回は、受験生の学習対策(休校期間の延期で、短期間勝負の可能性)について説明いたします。