2020/04/2
新学年のスタートダッシュ前に、もう差がついている。
新学年のスタートダッシュは、重要です。
しかし、スタートダッシュできない生徒達も残念ながらいます。
特に定期テストが5月に実施される学校は、スタートダッシュの失敗は致命的です。
では、スタートダッシュに成功する生徒達と失敗する生徒達の違いは、どこにあるのか?
この差がでる原因は、前にも何回も言っているように<春休み中の学習内容>なのです。
塾利用の生徒は、春期講習の内容になります。毎年4月から入塾される生徒さん達の入塾前のカウンセリングでは、現状の各教科の理解度を単元ごとにチェックします。
このチェックは、本人に質問しながら理解力を確認しオーダーメイドの授業プログラムを作成する基準にします。これは、学校の授業内容の程度もチェックしているカウンセリングになります。
各教科の指導内容がどの程度かを調べることで、当塾のその生徒さんの学習プログラム内容も変わります。教師間の指導レベルも異なりますので、これもチェックします。
最終的に【志望校、不得意科目、読解力、基礎学力を中心】にその生徒さんのベストの学習プログラムを完成させます。
そのチェックの時に、春休みの学習内容(塾利用の場合は、春期講習の内容)を聞いて基礎学習の確認をします。特に不得意科目を中心にです。
成績の良くない生徒、不得意科目の点数の影響で成績が伸びない生徒のほとんどは
春休みの学習を失敗しています。他塾の春期講習を受講した生徒さんの場合の失敗は、第一にコース選択のミスです。
成績が低い、不得意科目の影響が大きく成績が伸びないのに、集団指導を選択していることが間違えています。
理由は、全て料金の問題だと保護者は言います。
しかし、受講料金を下げた集団指導を選択したために全く効果が無ければ低料金でも全て無駄です。
『何故それを考えないのか?』
ここに保護者の反応は、2通りになります。
利用した塾の春期講習で効果があり、学力が上がったと思っている保護者と春期講習を受講したんだからと無関心の保護者。
前者の保護者は、春期講習の効果がないことに愕然とします。春休みの学力は、ほぼ向上していないのですから無理もありません。不得意科目は、更にゼロ効果です。
特に不得意科目は、基礎を理解していなから(教科書レベル)応用もできないのですから、問題集中心の学習では理解できるわけがなく効果はゼロです。
まして短期間なんですから基礎学習を、やらず問題集で学習しても解けませんよ。
◆短期決戦では、不得意科目中心(教科書中心)の春休みの学習をすべきなんです。
ですから集団指導で成績の低い生徒達、不得意科目が成績に大きく影響している生徒達は、効果ありません。
完全個別指導(1対1)で、オーダーメイドで各生徒さんの学力に合わせた春期講習(教科書中心)を受講しなければ新学年のスタートダッシュは、成功する可能性は低いのです。
ここが、スタートダッシュに成功する生徒と失敗する生徒の差です。