2020/03/27
新中学2年生は、成績の逆転の学年。
中学2年生という学年は、受験に多大な影響を及ぼす学年になります。都道府県によって入試条件が異なりますので、一概には言えませんが入試問題の内容には中学2年生の学習内容が<40~50%程度>含まれています。(都道府県により異なります)
このようなことから中学2年生の成績が、受験に影響することになります。また中学2年生から、成績の逆転も起きてきます。
学校間の学習レベルにもよりますが、成績上位者の成績が下がり成績の(中程度、下位)の生徒が成績を上げてくる場合が多くなります。
この原因は、中学1年生と中学2年生の学習内容レベルが異なることなのです。
中学1年生は成績が良かったが、中学2年生になり下がってきたという生徒の理由の一つに、学習方法を変えていないことです。学習内容が1年生より上がっているのに、1年生のときと同じ学習方法をしているのです。
もう一つは、部活動です。部活動の活動時間、練習内容の影響です。部活動で勉強時間が削られ、疲労が増し1年生時より明らかに学習時間が減少します。
特に部活動が激しい場合は、疲労で勉強をしない生徒も。学校の授業も眠くて聞いていない生徒達が多いのです。
生徒の中には、やりたくもない部活動を学校の規則でやらされ精神的負担も重なっています。こういうことが原因で、成績が下がる生徒達が複数でてきます。
中学2年生の成績が悪いということは、相当なダメージになります。各教科の学年平均点が下がる単元が増えてくるのが2年生からです。当然、受験にも影響してきます。
特に中学2年生の2学期から、成績が下がる傾向があります。この時点で塾を利用するまたは、塾を変える、選択しているコースを変えることをすれば成績低下を食い止める可能性はあります。
ただし選択した塾(コース)が、子供さんに間違っている場合が多く悪化する事例もあります。この原因は、前にも説明していますので省きます。この2学期で下がると3学期も成績が、下がる場合が多いです。
『何故2学期が下がるのか?』
◆国語⇒古典中心
◆数学⇒一次関数、図形の証明
◆英語⇒不定詞、動名詞(詳しく説明しないので、簡単な文法と勘違いしている生徒達が多い)、比較級・最上級(この文法も正確に教えてない学校が多く、理解していない文法)
これらの単元の学年平均点が低い場合が多く、中学3年から入塾してきた生徒達は、ほぼこれらの単元の授業のやり直しになっています。
逆に言えば、この中学2年生から正確に基礎学習を正確に理解すれば成績は、急激UPするのです。つまり学年平均点が下がる時に、点数が上がるのですから成績で逆転します。
更に、受験のときも無駄な時間をとられる必要がなく受験生の苦手な単元が得意ですから受験にも有利になります。
学力テストも志望校の合格ラインの点数を、とりやすくなります。
不得意な単元を得意にするには、特に受験生は<教科書中心の基礎学習を徹底>して指導してくれる塾を利用すべきです。
受験を有利にするためには、中学2年生次第といっても過言ではありません。
『中学2年生の基礎学力を徹底しないと近年の文章記述問題(根本的に文章で、まとめる力が必要)には、対応できません。』
中学2年生の定期テストが良くても学校によりレベルの差が、あることに気づかないのです。
中学3年の学力テストで、結果が良くないのもこのことに気づかないでいたからです。塾の中学2年生での指示もない場合も多いです。
『それは、教材中心授業だからです。』
特に成績の低い生徒、不得意科目が大きく成績に影響している生徒は、基礎学力がないのに塾で<問題集ばかりの授業>を受けるのですから。
逆転するかしないか塾選択次第です。
サクセス進学塾では中学2年生で逆転、高校受験で逆転合格していることからも指導の正しさを証明しております。