2020/02/17
得意科目と不得意科目の学習の割合。
勉強方法で、困るのが偏りのある勉強方法です。どうしても好きな科目の時間が増え、苦手な科目の勉強時間は少なくなります。
また、勉強するまでに時間がかかる生徒さんも多いですね。最初は、得意な科目から勉強をし個人差はありますが1時間程度で終えるのがいいでしょう。次に、苦手科目の勉強をします。だいたい30分程度にしましょう。
この方法を繰り返します。個人差がありますので、時間数は各生徒さんごとで変えてもらえれば。
今度は、学習内容です。苦手科目は、基礎学習に限定すべきです。苦手になった理由は、基礎の時点で<理解できなかった所をそののまま>にしてきた結果、苦手になったのですから。
だからこそ問題集で、応用問題を解こうとしても解けず時間が、1問に対し相当かかります。次の問題を解こうとしても同じように時間がかかり、諦めの気持ちがでてきます。
次第に、苦手科目は勉強したくないという気持ちになります。
これが、苦手科目ができる原因です。
だから、基礎学習中心に勉強します。それには【教科書学習】です。
実は<基礎学習の不足>が原因で、不得意科目になっていることに気づいていない生徒さんがとても多いのです。
当塾でカウンセリングをしますと【90%以上の確立(残りの場合は、基礎学力以前の問題の生徒さん)】で<基礎学力>が、不足していることに《保護者・生徒さん》が驚きます。
『何故気づかないのか?』
他塾、家庭教師、予備校を利用している生徒さん達は、問題集中心授業を受けているからです。
『教科書での学習こそが、基礎学力を向上させる最高の学習方法なのです!』
サクセス進学塾では、【教科書中心授業】を行っているのは生徒さんが<基礎学力が不足>していることを自覚し、【基礎学力を向上】させることが<応用力強化>につながることを理解してもらうためなのです。
この方法により不得意科目も得意科目になり、勉強もすぐに始められるようになります。
次に得意科目の学習内容ですが、生徒により個人差はありますが応用学習から始めます。ただ個人差というのは50点ぐらいを得意科目という生徒さんもいれば、90点以上を得意科目という生徒さんもいます。
全体的に成績が低い生徒さんは、50~70点で得意科目ということになりますから、やはり教科書中心学習を行うべきです。
90点以上の生徒さんでも、試験出題方法が<ワーク・プリント>中心(または全て)というなら学力テストで点数が低下する可能性が高いので、部分的に教科書学習をした方がいいでしょう。
また応用問題を解くのに時間がかかる、応用のどの解答にも確信がないという生徒さんは、<教科書併用学習>がいいでしょう。
こような学習方法にすれば得意科目だけ時間が多く、苦手な科目は少ないという(またはやらない)偏った勉強時間にはなりません。
学習時間の割合は、<得意・苦手科目>のバランスを平均的に学習することがベストです。それには、交互に学習するか苦手科目を解消することです。