2020/01/13
サクセス進学塾⇒<問題解決型授業>の早期学習の利点。
この問題解決型授業は、開校当時から授業に取り入れています。ただ問題解決型授業を集中的に行いやすいのは、【就学前~小学6年生】までです。
当塾では、この授業形式を独立させた<ブレイン活用コース>があります。
対象は<就学前~小学6年生>までです。簡単に説明しますとある問題を出題し、どのような解決方法があるのか?その解決策に至る経過をまとめる。学年にもよりますが、使用した資料等も記載してもらいます。
グループごとに発表し、他のグループと議論してもらい自分達のグループで、修正すべき所があるか再考してもらいます。
また生徒達で、プレゼンしてもらうこともあります。自分達で、興味ある問題を取り上げます。いかに相手に理解できるような説明が、できるかもポイントになります。
ここまでは、グループごとの問題解決型授業の簡単な説明でしたが、完全個別(1対1)の問題解決型授業も当塾独自の方法で可能です。どうしてもこのようなアクティブラーニング授業ですと集団指導の例ばかりになりますが、実は集団指導のアクティブラーニング授業には、欠点もあります。
学校でもグループで、課題に取り組む授業は行っています。ご自分の学生時代を思い出してください。グループの生徒達の学力レベル、性格も異なる中で問題点が生じてきます。
グループの中の学力差により、問題解決に消極的な生徒がでてきます。またその教科が、苦手な生徒もいます。時間は限られていますから、成績の良い生徒達が中心になりまとめることになります。
つまり<成績が低い>、または<その教科を苦手>としている生徒達は、ほとんどグループの話し合いに参加せず、理解もほぼできずに問題解決授業が終了するのです。そういう生徒達は、アクティブラーニング授業が苦痛でしかありません。
更にもう一点の欠点があります。性格も問題と上記で述べましたが、大きく分けると《積極的な生徒と消極的な生徒》がいるということです。少人数のグループといえども発言が苦手、自分の考えを言うことが苦手という生徒達は、発言を控えるでしょう。
逆に積極的な性格の生徒達は、リーダー的存在となり自分の主張をして話をまとめます。
ここでもう一点の欠点が、<積極的な生徒達>が消極的な生徒達に<配慮>できる生徒かという問題です。配慮する生徒なら消極的な生徒達にも考えを丁寧に根気よく聞きながらまとめていくでしょう。
しかし、配慮しない生徒なら消極的な生徒達は、放置し積極的に意見を言う生徒達と勝手にまとめていくでしょう。これは、一概に配慮が不足していると責めることもできません。
何故なら、時間に限りがありますしグループで競争となれば問題解決可能だったのに配慮し過ぎて、まとめられないよりはと思いますから。この3点がグループ全体で解決する授業の問題点です。
後1点追加するなら、元々学習意欲の低い生徒達もいます。グループ学習でも最初から参加する気が無いのです。
集団でのアクティブラーニング授には、デメリットのあるのです。ですから完全個別指導(1対1)の問題解決型授業の方が、上記のようなデメリットがほぼ解消されます。
ただ完全個別指導の問題解決型授業は、<授業の工夫>は必要になりますけどね(サクセス進学塾独自の問題解決型授業なので、詳細は省きます)。もつとも【思考力・表現力・判断力】の力は、他の生徒に頼れませんので強化されます。
こういう学習方法を早期から行うべきです。学習の吸収力も低い年齢ほど高く効果も絶大です。
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