ネットLIVE授業の勘違いしている保護者が、依然多い理由。

　よくネットLIVE授業の説明をすると、大多数の保護者は驚かれます。一般のネット授業のイメージが、原因なのです。

録画した授業を、映像で見て学習すると思っている方がほとんど。反応も録画授業に対しては、冷めた反応がほとんどです。

　
　ところが、「LIVE授業です」と言いますと、それならその場で質問もできるし、一方的な授業ではないですねと喜ばれます。録画授業の良い点は、いつでも好きな時間に映像を見て学習できるからと、リーズナブルな値段でしょうか。高いところもありますが。

保護者は、成績の効果に関して非常に疑問をもたれている方が多いみたいです。私が、いちばん保護者に指摘したい点は、録画授業内容のほとんどは、全国の生徒用に配信するので生徒の学校の教科書に合わせて授業をしていないことです。

　つまり、全国どの生徒にも通用する平均的な授業内容にしているわけです。成績の良い生徒は、なんとかなるでしょうけど不得意科目、成績の低い生徒は、やはり学校使用の教科書での説明がいちばんです。
私が、短期間で成績を急上昇させているのも、その生徒の学校使用の教科書で授業しているからです。

　特に、中間・期末テストの定期テストがもっとも問題です。なぜか？
範囲表は、教科書の何ページから何ページまでと記入され、特にこのページのこの部分を出題する、数学なら問いの何番の解き方を出題するとか章の問題の大問何番を出題するとか、英語なら何ページの和訳、この英文のthatは何を示しているか？

こういう問題の対策は、録画授業全国対応では対応できないのだから中間・期末テスト対策は、自分でやるしかないのです。

高校受験対策も都道府県で受験問題、合格方法も異なりますし私立は、特に独自の受験方法が多いですから、ますます対応できません。志望校の合格圏内に届いてない生徒は特にです。

　ですから、デメリットも大いに考慮すれば、成績が良く受験も心配なく自分で学習できる生徒は別にしてネット授業は、自分の学校使用の教科書でのLIVE授業がいちばんです。通塾生徒も同じです。